Q.遺言は、いつするの?
A.遺言は、死期が近づいてからするものと考えている人がいますが、それは全くの誤解です。
人間は、いつ何時、何があるかも分かりません。
いつ何があっても、残された家族が困らないように配慮してあげるのが、遺言の作成ということなのです。
つまり、遺言は、自分が元気なうちに、愛する家族のために、自分に万一のことがあっても残された者が困らないように作成しておくべきものなのです。
ちなみに、最近では、かなり若い人でも、海外旅行へ行く前などに遺言書を作成する例も増えています。
遺言は、後に残される家族に対する最大の思いやりなのです。
遺言は、判断能力がなくなってしまうとできませんが、そうでなければ、満15歳以上になれば、いつでもできます。